長いわよっ(文章が)。
セルフポートレートのためにスタジオっぽい場所を作ろうとして、あれこれと、いろいろいじっていろんなところを変更しながらやってきてますけど、やっと一段落したような気がするの。
区切りが良いような気がしたので、ここらへんでセルフポートレートのためのスタジオ(ってほど大げさなものではないけど)の作り方ってゆうか、作るのに使った機材とかについてまとめておこうと思います。
おうちフォトスタジオそのものの設備(そんな大げさなものではないけど)と撮影用機材に分けて説明しますね。
おうちフォトスタジオ設備
お部屋
そもそもどこにスタジオつくるの?
それは、お部屋というか元物置。
コロナ渦で在宅ワークが多くなったので、そのためのスペースとして使うようになってから、ほぼNaのお部屋になっちゃいました。
最近はこのお部屋で寝泊まりまでしています。(ジブンちのお部屋に寝泊まりってのも変なハナシなんだけどさぁ。。)
さて、そのお部屋が、おうちフォトスタジオのベースのスペースなんだけど、なにせ元物置だけあってモノが多いんです。
なのでカメラを構えてもいろんな写ってほしくないものがいっぱい容赦なく入りこんじゃうので、それを何とかしないといけません。
そこで考えたのが「写っちゃいけないものを隠す」です。
背景用のクロスとかペーパーでマズイもの全部隠しちゃったらいいじゃん、ってことにして、そこからおうちフォトスタジオ構築が始まりました。
どっち向き?
これは、Naさんち固有のお話しなんでしょうけど、部屋の構造上、片側の壁沿いにロフト型のベッド兼机とエアコン、反対側の壁にはタンスがあります。
つまり、ロフトベッドとタンスが部屋の長辺を短くしてしまってるのです。
そこでとりあえずタンスの向きを変えて片側ロフトベッド、反対側が壁、という配置にして有効長辺を何とか2.6m程度にすることができました。
まだ、ここからが問題。
カメラをどっち向きに構えるか。
ロフトベッドに向かって構えると、ベッドとか机とか余計なものが、わんさかと写っちゃうので、ロフトベッド全体を隠す必要があります。
一方、ロフトベッド(机)側から壁に向かってカメラを構えると、壁際に置いてある小型カラーボックスとか壁についてるお洋服掛けとかを隠す必要がありますが、隠す難易度としては高くはありません。
ただし、撮影の時に机から反対側に移動することになるので、ちょっとしたときに撮る、なんてことがやりにくいかなって思ったんです。
てな感じでモンモンと考えた挙句、結局、当初は前者の「ロフトベッドに向かって構える」配置でスタジオ設定をして、本ブログを開設当初の時点では、その配置でした。
でもこの後、また気が変わって、今は第2案の「ロフトベッド(机)側から壁に向かってカメラを構える」で設定しています。
「ロフトベッド(机)側から壁に向かってカメラを構える」のほうがカメラと被写体(Na)との距離がちょっと稼げるのが理由の1つです。
けど、もう1つちょっと地味ですけど、ロフトベッドを隠すようにクロスとかペーパーを天井から下げると、エアコンの風がクロスでブロックされるんです。。なので撮影の時とても暑いので夏場はつらいなって思っちゃったのもありますね。
なんていうちょっとローカルなお話しでした。。。
背景
部屋の壁がキレイで撮影時に余計なものが写りこまない大きさが確保できるのだったら、そのまま壁を背景に使えるんだけど、狭い空間内にスタジオを作ろうとしたので、タンスとか部屋のライトとかエアコンとか机とかがどーしても入っちゃうのよねー。
だからそれらを隠すために背景ペーパーとかクロスを使うことにしたのは「お部屋」で書いた通り。
撮影のたびにスタンド立ててペーパーとかクロスを垂らして、ってやり方もあるんだけど、毎回セットするのは面倒だし、そのうち撮らなくなりそうなのでその方法はパス。そもそも最低でもスタンド2本は必要になるし場所的にも立てるのは無理なのよね。
窓とかに使うスクリーンのように、必要な時に上からスルスルとペーパーとかクロスを降ろすやり方ができないか、いろいろ調べるとありました。
買って付けたのは「NEEWER 撮影用壁取り付け手動背景サポートシステム 1軸」ってやつ。マンフロット製が元祖みたいだけど、ここはお安い方ってことでこれにしました。
3軸だと3つまで背景をセットできるんだけど、ちょっと大きいしお値段もそれなりにお高くなるので、1軸に2種の背景(黒とグレー)を重ねて巻いて使ってます(使うときに色は前後入れ替え)。
手動背景サポートシステムをしばらく使ってたんだけど、スタジオ内の機材配置を180度変更したので、今は使ってないです。
理由は、180度変更することによって、背景の幅がちょっと狭くなって手動背景サポートシステムの取り付けが難しくなっちゃったの。
代わりに、ちょっと太目の突っ張り棒と紙の筒(トイレットペーパーの芯よりちょっと厚めで長いやつ)に背景を巻いて収納できるようにして代用しているんだけど、手動背景サポートシステムのようなかんじで運用できてますよ。
背景ペーパーやクロスは巻いて片づけるんだけど、それがちょっと面倒といえば面倒かな。べつに、出しっぱなしでもいいんだけどねー。でもなんかお布団敷きっぱなしって感じなので毎回かたずけてるの。。
手動背景サポートシステムの場合だと、横にチェーンがついてるのでそれを操作すれば背景のクロスを巻いている軸が回転してスクリーンのように巻き戻せるんだけど、これも使うペーパーとかクロスとかを巻いている軸がまっすぐな状態だったらっていう条件つきでのことだと思うの。
Naは塩ビのパイプ(雨どいとかにつかってそうなグレーのやつ)を流用して、それにクロスを巻き付けて使ってたんだけど、長さ2mとはいっても時間がたつと自重で結構シナって(たわんで?)くるのね。
そうなるとチェーンを操作した巻き取りだとキレイに巻けなくなっちゃうので、結局クロスのシワを伸ばしながら、巻き付ける軸を手で回してかたずけないといけないのよ。
そうなると、ワザワザ「手動背景サポートシステム」なんて使わなくてもいいんじゃない?、ってことで突っ張り棒になりました。
マンフロット オートポール (Manfrotto Auto Pole)
オートポール溺愛
マンフロットのオートポール(Manfrotto Auto Pole)って、その筋では大変有名だったんですね。
オートポールの存在を知ったのは先に記載した手動背景サポートシステムのことを調べてたときだったんです。
オートポールを見たときに、これはいろいろ使えるかもっ、と思ってほぼ衝動的に購入したんだけど、予感は的中。オートポール無くしておうちフォトスタジオは成立しないってほどの設備になってます。
オートポールを使うメリットはたくさんあるけど、一番気に入っているところは、フットプリントが小さいので狭いところでも設置場所の制限を受けにくいところね。
おうちフォトスタジオの最初期時点では、オートポールにカメラもフラッシュも設置してスタンドや三脚を使用してませんでした。
使っていくちにゼータクワガママになってきて、オートポール1本では足りなく感じるようなって、もう1本追加購入して、カメラとフラッシュ各々に使ってたりしました。
先に書いた通り、今はスタジオ内の機材配置を180度変更したので、カメラは机の上に小型三脚で設置してるので、オートポールが1本余っちゃった状態なんだけど、そのうち3灯ライティングしたりすると出番は必ずくるので無駄にはならないと思ってます。
フラッシュ用ライトスタンドは折り畳みの安いのも持ってますが、結構貧弱なので小型のモノブロックでも取り付けるとちょっと心もとない感じです。特にブームアームを使ったりするとすぐ倒れそうでとっても不安。。。
かと言ってセンチュリースタンドを買ったところでおうちフォトスタジオのような狭い空間(Naのおうちの場合は、だけどね)では運用が難しいしね(はっきり言って出してもかたずけてもジャマになりそう。。)。
その点オートポールは床面積としては、直径十数センチの円の領域しか占有しないし、設置はレバー1つでできるし、安定感抜群だし、Naはメリットしか感じてません。設置すると部屋に柱ができちゃうってことになるんだけど、不要になれば外しておけばいいのでおうちフォトスタジオではスタンドとか三脚の役割を一手に引き受けてくれる頼もしい子ってところです。
おうちフォトスタジオで使っているものの正確な名称と型番は、Manfrotto マンフロット オートポール黒 210cm-370cm 032Bです。
設置できる長さのレンジや、ポールの色がシルバーのものなど多少バリエーションがあります。名品だと思います。
(2024/09/16追記)溺愛のあまり、別記事で詳しく書きました。そっちも見てみてください。
オートポール唯一の不満
そんな溺愛状態のオートポールなんだけど、不満がないわけでもない。
床や天井に接するところは白いゴムのプロテクションキャップがついてるんだけど、このプロテクションキャップがあってもポール本体のゴム脚部分の色?が天井や床に移っちゃうの。。。
床はフローリングの場合はほとんど気にならない(というか移らないみたい)んだけど、問題は天井で、多くの場合石膏ボートのようなものが使われている(Naのおうちもそう)ので、簡単に色移りしちゃいます。
くっきりと跡がついちゃった。。。
もぉ、なんのためについてるのよぉ(- -メ)
何のためのプロテクションキャップなんだかっ!、なんだけど、これだと気軽に設置できるメリット半減なので、今は色移り防止のためにプロテクションキャップと天井ボードの間にクリアファイルを切って挟んでます。
今のところ色移りはこれで阻止できてますよ。
色移りの他に、オートポールの設置自体は床や天井にテンションがかかるので多少へこみのような跡もつくけど、長期間でなければ跡がずっと残るほどではないかも。
Naのおうちではしょっちゅう設置場所変更したりしていることもあるけど、今のところ残るようなへこみはありません。既に色移りしちゃった跡はまだくっきり残ってるけどね(- -;)。
オートポール関連機材
オートポールへフラッシュとかカメラを取り付けるのにはマンフロットのスーパークランプ035Cを使ってます。
マンフロットには単に035というものもありますが、035Cとの違いは取付けレバーが往復運動でのラチェット式に対応している(035C)かそうでないか(035)のみで、機能的には同じです。
類似品でトキスターというメーカーからもちょっと安価で出てますが、マンフロットでも公式アウトレットで購入すると、トキスターと同等かタイミング的にはそれ以下で購入できるので、Naの場合はあえてトキスターを購入することはありませんでした。
実際の機材取付けには、さらに、クランプにつけるアームとかダボが必要です。
これがまたちょっと、え?、というような値段のものもあったりしますが、探せば、まあこんなものかな、といえるものも数多くあるので、そういったモノたちをいろいろ買い集めて使っています。
撮影用機材
カメラ
テザー撮影による自撮りシステムのキモでもあるOM CAPTUREが使えるので、カメラはマイクロフォーサーズのOLYMPUS(現OM SYSTEM)のOM-D E-M1 MarkIIIを使っています。
被写体側からリモートで、カメラの撮影の主要操作ができれば、なんだってよかったんだけど、ソフト(OM CAPTURE)が無償で、なおかつカメラの撮影に関するほぼ全機能がリモート操作可能ということで使うことにしました。
Naはフィルムカメラ時代からツァイスレンズが好きだったので、SONYでシステムを組むことも考えたんだけど、コストや機能的なことから断念しました。
SONYからもリモートソフトは出てますが、使える機能はカメラによって大きく異なります。最新機種でないと何にもできませーん、って感じ。
Naが入手できそうな金額のモデル(2世代ぐらい前になるかしら。。。)になると、リモートソフトではAFポイントの移動すらできず、ほぼシャッター切るぐらいしかできませんでした。
CAPTURE ONEというプロ向けのサブスクソフトを使えば、ある程度はできるようになるみたいですが、ちょっとコストかかりすぎかなぁ、ってね。
そんな感じで、SONY+ツァイスレンズでテザー撮影自撮り、という夢のコラボはあきらめて、撮影しやすさを優先して結局OM SYSTEMで当面やってみよう、と、あいなりました。
フルサイズに比べてマイクロフォーサーズって絵的にどうなの?、っていうのも気にはなったんだけど、モデル(Na)さんがアラカンだしそんなに解像度も必要ないし(あったらむしろ困る)、色合いとか描写とか絵作り的な部分はRAWで撮ってしまって後でどうにでもできると思ったので気にしない、ってことにしたの。
後述のSurface Pro9 にUSBケーブルで接続してOM CAPTUREでコントロールしてテザー撮影するんだけど、カメラをUSBケーブルで接続しても給電しながらのコントロールはできないのがちょっと残念ね。(USBケーブルをつないだままカメラのスイッチをOFFにするとバッテリーの充電はできます)
ずっとライブビューで使うことになるのでバッテリーの消耗が激しくって、だいたい連続3~4時間ぐらいで1個って感じ。だから予備バッテリーは必須よ。
OM-1とかOM-1 MarkIIだとUSB接続すると給電しながらテザー撮影ができるみたいです。またOM-1 MarkIIだとWifiでもフルコントロールできるんだとか。WifiでコントロールしてUSBで給電しながら撮影はできるのかしら?。それができるんだったらとってもうらやましいんだけど。。。
(追記)結局無印のOM-1を買っちゃいました。
レンズ
カメラがマイクロフォーサーズなので、一般的にはオリンパスかパナソニックのマイクロフォーサーズマウントレンズってことになるんだけど、Naは関連記事”サイズアウトは和製英語”(–;)で書いた通り、マイクロフォーサーズでもないフォーサーズのZUIKO DIGITAL ED 14-35mm F2.0 SWDという巨大なレンズを使ってます。
(追記)最近ちよっとライカさま(Panasonicの LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 ASPH)も併用中です。こっちにいろいろ書いてます。
このレンズ(ZUIKO DIGITAL ED 14-35mm F2.0 SWD)、ほんといいわぁ。
ポートレートにはズームはあまり使わないと思いますけど、その理由の一つには、ズームは開放F値がそれほど小さくないことが多いからっていうのがあると思うのね。
でもこのレンズの開放F値は2.0で単焦点レンズなみです。
フォーサーズはセンサーサイズが小さいので、同じF値でもボケは少なくなる、とはいっても、このレンズを使っている感覚としてはそのようなことは感じません。
ファインダーをのぞいた時に見える絵も、とっても明るくて、なぜだか全部キレイに見えて幸せな感じになっちゃいます。
でも、屋内でフラッシュを使うような自撮りの時にはあまり関係のないスペックなんだけどね。。
電子補正はいらないんじゃ?ってぐらい湾曲とかの収差が少ないです。これは、おうちスタジオのような狭い空間でのポートレートには画面を有効に使えることになるので助かります。もちろん過信は禁物ですけどね。
このレンズは関連記事にも書いた通り、フォーサーズ関連からフルサイズシステムに移行してしまった知り合いから期限なく借りているものです。
今は借りれていますけど、気が変わって「返して」って言われると困っちゃうので、何れは買い取ろうかと考え中です。いくらで買いとらせてくれるかしら。。
このレンズ、フォーサーズーマイクロフォーサーズのマウントアダプタを使うんだけど、そうなると長さが伸びて重量バランスが悪くなって三脚使用時に良くないってことで、CANON RING AII(B)互換品 (EF200mm F2.8L II USM用)三脚座を改造して無理やりとりつけられるようにまでしている変態レンズ(笑)よ。
もちろん改造してあるのは三脚座のほうで、素のままの三脚座はカメラ側と接触する部分があるとかで、その部分をやすりで削っただけ、とか。ほんと、よ~やるわぁ、って感じ。。。今となってはありがたいことなんだけど。
フラッシュ
関連記事”2灯はイイね“でだいたいのことは書いてるので、おさらいになるけど中心的な機材なのでまた書きます。
フラッシュシステムはGODOXの機材で組んでます。
GODOXにしたのはコスト的のことが大きいんだけど、無線で多灯コントロールできてそれをさらに(スマホを併用すれば)リモートでできることが主な選定の理由です。
無線で多灯コントロールは最近では大抵のフラッシュでできるみたいですが、それをさらにリモートでコントロールできるかどうかは結構限定されると思います。
GODOXではあっさりとそれが可能だったので、本当に導入してよかったぁ、と思っています。
GODOX MS200-V
電源内臓のモノブロックフラッシュで200W出力の小型のものです。
ちょっとした高機能なクリップオン型よりも安価に変えてしまうというリーズナブルなモデルです。
Naのおうちスタジオでは十分なものです。欲を言えばチャージがもう少し早ければ、とも思うこともありますが、乾電池式のクリップオンに比べると十分早くて安定しているので使い勝手としては良い方だと思います。
おうちスタジオのメインの光源として折り畳みのビューティーディッシュ(後述)を付けて使っています。
amazonで買ったモノは新しいタイプで、モデリングランプがLEDになってました。
でもランプカバーは旧型の電球用なので無駄に大きく、その部分はちょっと残念かな。本来の機能には全く関係のない部分なのでどーでもいいっちゃいいんだけどね。
あと、購入時の注意点としては、コンセントの差込口が3本脚になってるので、2本脚に変換するプラグがあった方がベターよ。
GODOX AD100Pro
感覚的には、モノブロックとクリップオンの中間的なフラッシュね。
モノブロックを出先でも使いたくなるかもぉ、というワガママ的考えのために買っちゃいました。
専用バッテリーを使うのでチャージはそこそこ速くそこそこ安定しています。
MS200-Vでは1/32が光量としては最小ですが、AD100Proは1/128まで設定可能です。使うかどうかはわかりませんけどね。
色がちょっとアンバーに傾く傾向があるとかで、Youtubeとかでいろいろ話題になってましたが、いまのところそのような感じになるのかどうかわかりません。Naが鈍感なんだとおもいますけど。
これもamazonで購入しましたが、購入前に調べたときにわかっていたバッテリーの型番(WB100)がWB100Aとなってました。チョっと容量がアップ(2700->3000)になってるのでコッチのほうが新しいのかな?
現時点では、おうちフォトスタジオでまだレギュラーでは使ってません。ゆくゆく使ってゆこうと考えいます。
GODOX TT600
おうちフォトスタジオでは補助灯的な役割になってますけど、全部コレで揃えてもおうちフォトスタジオレベルでは十分使えると思います。
単三電池を4本使用するタイプなので、AC電源を使うモノブロックとか、専用バッテリーを使うタイプのフラッシュに比べると、連続発光させる場合にはちょっと心もとなく感じる場面もあると思います。(実際数回ありました)。
ただ場所とらないから取り回しが楽なんですよねー。ディフューザー付けちゃうと光源としての大きさはそれなりになっちゃうんだけど。
現時点では、おうちフォトスタジオでレギュラーで使ってて、ディフューザーを付けて床に直置きして、斜め下からの光源にしてます(アラカンには必須の光源(笑))。
これもamazonで購入したんだけど、安すぎて(8千円ぐらいだったかな)ビックリしてポチりました(笑)。だってオリンパスの純正フラッシュの中古より安かったんだもん。
(2024/9/16追記)最近ちょっと値上がりしてるわね。。それでもまだ純正の中古より安いんだけどね。
GODOX XProII-O
型番の末尾にOがついてるのはOM/OLYMPUS/Panasoni向けということのようです。
GODOXのワイヤレスフラッシュシステムの要であるトリガーを発信するためのもの。
複数のフラッシュをチャンネルというグループで一括管理して発光を無線でコントロールします。
チャンネルに属する個々のフラッシュの光量、発光モード(通常、高速シャッターシンクロ)などの切り替えを一元管理できます。
さらにスマホアプリでbluetoothでXProIIに接続すると、スマホでフラッシュトリガーのコントロールができるという、まさに自撮りのためのシステム構築が可能です。
これ、本当に便利(^^)!。
いちいち各々のフラッシュの背面パネルを設定しに行くようなことをしなくてもいいんだけど、それでもカメラに設置しているXProII本体側で設定変更する必要があるんだけど、XProIIをスマホと接続しておけば、手元でスマホからチャチャッと設定変更できるので、多灯システムでの自撮りには設定を追い込むのに本当に便利です。
このシステムがなかったら、今のような自撮りスタイルはあきらめていたのではないかと思うぐらいです。
(2024/9/16追記)Godoxの新しいワイヤレストリガーX3が出てるんだけど、小さくってイイ感じなんだけど、XProIIのようにBluetoothでスマホと接続してリモート制御はできないみたいね。Naのような自撮りスタイルだとやっぱりXProIIが正解みたいだわ、って一人で安心しました。
(2024/10/4追記)フラッシュトリガーとBluetooth接続して使うiphone用のアプリはGODOX photoとGODOX flashっていう2つがあります。各々フラッシュトリガーの世代によって使える、使えないがあるみたいなんだけど、ウチのGODOX XProII-Oでは(本来はGODOX flashが対応アプリ)両方使えました。インターフェースはどっちも似たようなものなので、アタシはGODOX photoを使ってます。
ディフューザー
UNPLUGGED STUDIO 43インチ ボックスアンブレラ
アンブレラタイプのディフューザーは、アンブレラ自体が半透明で透過光をディフューズさせるタイプとアンブレラ内面を反射させて拡散とディフューズを両方するタイプの2通りがありますが、これは後者の内面反射タイプのものです。
透過光タイプも持ってますが、効果が好みではなかったので、被写体に間接的に光線が当たるようなタイプのものとして購入しました。
モノによりますけど、スペース的にあまり大きくないものが多いので、狭い場所でも使いやすいです。
ただ、後述のボックスタイプのように床に直置きしたりの置き方ができないので、アンブレラのホルダーとスタンドは必要になりますね。
セッティングが簡単で、たたんでもスマートで場所をとらなくていいです(まさに傘と同じ)。持ち出し用にはいいかもしれないですね。
当初はメインの光源に使ってましたが、後述の簡易ビューティーディッシュが良すぎて、今はそっちばっかり使っているので、現状は控え選手になっちゃってます。
GODOX ソフトボックス 80x 80cm
専門的にはバンクライトという呼び方をするみたいです。
1辺が80cmの正方形の面光源になるボックスタイプのディフューザーです。
光のディフューズさせ方としてはアンブレラタイプと同じですが、構造的にアンブレラよりも拡散が少なくなるので、照射範囲に効率的に光を当てられるので出力が低いフラッシュでも十分使えます。
持っているモデルはGODOXの S2やS型といった取り付けのためのブラケットが必要になります。
たためば小さくできるので未使用時に収納できるのは、おうちフォトスタジオとしてはメリットです。
amazonで購入しましたが、60cm×60cmのタイプと価格がそれほど違わなかったので大きい方を購入しました。
レフ版でもそうですけど、この手の機材は「大は小を兼ねる」のでスペースとかお財布が許す限り大き目を購入するのが吉、ということでそうしましたよ。
(2024/9/16追記) Naが買ったGodoxのソフトボックスにはクリップオンのフラッシュをセットできるS型ブラケットってやつがセットになってたんだけど、AD100Proのような円形ヘッドのフラッシュをセットするときは、”S2″ブラケットが必要だってことを後で知ったので、後日購入しました。
NEEWER 八角形ソフトボックスとビューティーディッシュ
8角形の折り畳み式ディフューザーと直径16cmぐらいのビューティーディッシュのセットです。
ビューティーディッシュといえば、全部アルミ製のパラボラアンテナのような反射板をイメージする方が多数かと思いますが、これは光源からの光を反射させるディッシュ部分はアルミのお皿、それ以外はアンブレラのような形状の折り畳みの反射体でできていてます。
本物のビューティーディッシュを使ったことがないので比較はできないですが、先に記載したアンブレラタイプのディフューザーとの違いははっきり判ります。
ただ、どっちが好みか、ということで、どっちが優れているってことではないです。
Naの場合はこの八角形ソフトボックスとビューティーディッシュの組み合わせで撮った写真が、なんだかわからないけどとっても良く見えた(笑)ので、今もこれをメインの光源に使っています。
取付け部はボーエンズマウントになっているので、MS200のようなモノブロックにはアダプターとかは不要でそのまま付けられます。
8角形の部分にさらに白のクロスを付けられるようにもなってるんだけど、それをつけちゃうと、単なる8角形のバンクライトになっちゃう気がして、Naはつけずに使ってます。
とってもいいです。これ。
その他
ダイソーで買ったマネキン(首上)
これは、顔の位置とか構図決めのために手伝ってもらってるモデルの「だいちゃん」。
購入が一番大変でした。何せ恥ずかしい(笑)。
あらかじめ店舗に寄って大きさを確認して、すっぽり入る透けない袋を持参して買いに行きました。
最近はセルフレジなのでちょっぴり助かりました。
パソコン
カメラのリモートコントロールはOM CAPTUREを使って、MicrosoftのSurface Pro9でコントロールしてテザー撮影しています。
なぜ、Surface Proなのかっていうのは、NaがSurface Pro好きってこともあるんだけど、フットプリントが小さいので、狭いところでも立てて置けるところが気に入ってます。
狭くてもSurface Proのキーボードはタイプカバーと呼ばれる薄型軽量の、その名の通りカバーなので、片手でタイプカバーを支えながら最低限のキー操作をするようなことも可能です。
なつき
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