マンフロットのオートポールを使って家を写真スタジオ化したい人には、このページを読めば、必要な機材・設置のコツ・失敗例が一通りわかると思いますよ。


なぜオートポールが便利なの?
マンフロットのオートポールは、いわゆる「突っ張り棒」なんだけど、レバーひとつで、いつでもどこでも(場所は限定的かもね。。。)設置できるのがフツーの突っ張り棒とか違うところ。
突っ張り棒って、幅に応じた突っ張り棒を購入して、グリグリってまわして長さを調整して設置するパターンが、ま、通常だと思うんだけど。
これって、いったん設置しちゃうと、あまりコロコロと設置場所って変えたく無いわよね?
でもオートポールなら、そんな心配はご無用。レバー一つで必要なテンションで突っ張り棒の設置ができるから「ちょっとこの辺に設置してみよっか」とかが簡単にできちゃいます。
クランプとかアームを併用すると、ライトスタンドとか、カメラの三脚の代わりとか、いろいろ使えちゃいます。
三脚だと脚を広げて設置するから、それなりに床面積が必要になるので、狭い空間だとちょっとしんどいのよね。
でもオートポールを使うと、ポールの脚の直径(ま、直径10cmぐらいね)があればいいから、全然へーき。ポールの長さが床と天井間に応じた高さであることが前提だけどね。。。
どういう人に向いてるの?
- メラとかライトの設置に三脚を林立して設置したくない人、設置できる空間が無い場所で撮影したい人
- 写真スタジオのような背景布とかを使いたい人
- アタシのように狭い空間でフラッシュを使ったそれなりの写真撮影をしたい人
- 背景とかカメラ位置とか、気まぐれでコロコロ変えたい人(アタシみたいな。。。)。
かな。
でも、1本でもあれば、いろいろ使えると思いますよぉ。
逆に向かないケースは?
天井が高くて、床と天井の距離が大きい場合(そもそも(天井と床の間が大きすぎて)オートポールの設置ができないかも。。。)
三脚とかスタンドの設置が余裕でできるほどの広さがある空間の場合(だからオートポールが向かない、とは言わないけど、無理に使わなくってもって感じかな。。。)
天井に跡が付くとダメな場合(設置の際にテンションがかかるので、多少はへこみとかのダメージがある可能性があります。賃貸物件だと微妙かもぉ。。
基本の使い方・設置
設置のポイントをまとめました。
初めて設置する時って、ちょっと不安になるかもしれないけど、意外とあっさりできます。突っ張るためのテンションが自動でかかるので、名前が「オートポール」というだけあって、「あ、なるほど」と思いますよ。

何本あればいい?
オートポールの用途って、それこそ多彩だから、何本あってもいいんだけど、考えられるようとパターンでまとめてみました。
ソフトボックスを使ったライトの設置に使う場合
この場合、最低で1本あれば十分かな。
ただ、別記事にも書いた通り、ブームアームを使ったりする場合には、安定性の観点で、2本使った方がイイ場合もあるんだけど、工夫次第ではマストってわけではないかなって思ってるわ。

背景布設置に使う場合
多くの場合は、背景布の設置に使うパターンだけど、その場合はどおしても2本必要ね。
アタシの場合、背景設置用にオートポールって、なんかもったいなくって使ってないんだけど、今の目で見ると、それもアリかなって思ってる。
アタシんちの場合は、背景布の設置場所が空間の広さの制約の関係で決まってたから、固定的で良かったのよ。
でも、「今日はこっちを背景にしてみよっか」とか、窓からの光を使う、使わないで、背景をどこにするかを変えたいとかが可能な場合には、オートポールをつかうことで都度、背景布の設置場所を変えるってことができるのよね。
背景布設置とライトの設置に使う場合
この場合は、背景布用に2本、ライトの設置に1本で、どおしても3本は必要かな。
背景に使ってるポールにブームアームを設置してライトも設置すれば、2本でもなんとかできるかもしれない、けど、ライティングの自由度の観点からはちょっと制約があるかなって思うわ。
ライトの設置とカメラの設置に使う場合
これはアタシんちの場合だけど、この場合、ライト用に1本とカメラ用に1本で、2本が最低ラインかな。
これも1本でできなくはないけど、やっぱりライトとカメラの設置の自由度からすると、各々個別にポールを使ったほうがいいと思うわ。
今のアタシんち(2026年1月時点)では、カメラ用に1本、ライト用に2本の合計3本を使ってるわ(笑)。
オートポールにカメラを設置するメリットは、ほぼ狭い空間での自撮りに限るかもしれないんだけどね。
カメラって、通常構える人(フォトグラファー)の空間が必要なので、意外と場所が必要なのよ(笑)。
でも、自撮りだとカメラ持つ人の空間は不要だから、それこそ壁にカメラをぶら下げてもいいのよ。
そう思ってアタシは三脚使わずオートポール使ってるってことなの。ま、広いおウチだったらそんなこともしなくていいんだけどさ(苦笑)。
あと、カメラをオートポールに設置する場合の注意点は、オートポールって突っ張り棒だけど、構造上多少「ガタ」があるので、厳密にはシャッターの振動によるブレはあるような気がするわ。
アタシの用途では、フラッシュ使ったポートレートなので、気にするほどのブレは今のところ出てないんだけど、気になる場合はカメラ側の設定で低振動シャッターにするとかはしたほうがイイかもですね。
クランプ・アームの選び方
安定性を左右するので、ここはケチらないほうがいいですけど、本家マンフロットと互換品とのさは気にするほど無いかなってのがアタシの感想。
これまでいろいろ見た感じだと、お値段で決めてしまってもそれほど失敗は無いのかなって印象です。

オートポールの耐荷重・安全性
これはあくまでこれまで使ってきた経験上からのハナシなので、本格的なことでは無いんだけど、という前提で書くね。
- 軽量フラッシュ(クリップオン、25W程度のモノブロックストロボとか)+直径80cm程度のソフトボックスだと特に不安は無く使える感じ
- 一般的なデジタルミラーレスカメラ+焦点距離80mm程度の大口径単焦点レンズの設置は特に不安なく設置可能。
- クリアファイルのようなものを挟めば半年程度の設置だと「シミ」のような跡はつかないけど、天井や床の材質によっては「くぼみ」のあとが残ることがある。
- Naの感想としては、オートポールってやっぱり恒久的に設置しておくものではない、のかなって思ってるわ。設置が簡単だから用が済んだら外して邪魔にならないところに立てておく、っていう運用がいいのかもって思ってます(アタシんちではそうしてます)
失敗談・注意点
床と天井に突っ張って設置するパターンがほとんどだと思うけど、撮影時にのみ設置する、という場合の除けば、だいたいはずっと設置しっぱなしよね。。。
その場合、オートボールの脚が設置する部分に跡がついてちょっと困ることになるから、事前に対策しておくことを強くおススメするわ。
もともとプロテクションキャップっていうものがついてはいるんだけど、これは脚が滑らないことには役に立つけど、建物側へのダメージを軽減するという点については問題あるのよね。。。
出来れば、リンク先のように、クリアファイルを切って挟むとかの対策をした方が、特に賃貸物件の場合は後悔しないと思うわ。
床に関してはフローリングだったらアタシんちでは問題は出てないんだけど、念のため天井側と同じ対策をしておいたほうが無難だと思うわ。

購入について
中古でもけっこう出てるみたいだけど、送料がかかるから通販で買う場合はちょっと注意が必要かなって思うわ。
アタシは、いま3本(も)持ってるんだけど、いずれもマンフロットの公式アウトレットで購入した新品よ。
オートポールは、「オートポール」と「オートポール2」ってのがあるんだけど、違いはあまり無くって、オートポールなら公式アウトレットで結構お値打ち価格で購入できるので、そのほうがおすすめです。
この手のものの中古って、だいたいプロのスタジオで(過酷な条件で)使われてきたもののお下がりの可能性が高いから、現物を確認できないとちょっと不安かなって思うからね。







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