ChatGPTで自撮り写真を編集したら別人に⁉ スタンドライトの復元トライアルとAIの限界

5回目のおうちスタジオ外でのミラーレスカメラで自撮りテザー撮影の時に撮った写真で、ソフトボックスが盛大に映り込んじゃったってのをなんとかした、ってことを書いたんだけどね。

その時は、Photo Director365で編集したら、スタンドライトの足まで消えちゃったんだけど、まあしょうがないか、ってことで放置してたのね。

それで、消えたスタンドライトの足を復活させるのをChatGPTでなんとかできないかなぁってのをやってみたの。

目次

1回目のトライ

問題の写真が左側の写真で、右下に写ってる巨大なソフトボックスをPhoto Directorで消したのが右側の写真ね。

元の写真。右下に盛大にソフトボックスが写ってます
問題の元の写真。右下に盛大にソフトボックスが写ってます。。
右下のソフトボックスをPhoto Director365で消した写真。スタンドライトの足まで消えちゃった。
右下のソフトボックスをPhoto Director365で消した写真。スタンドライトの足まで消えちゃった。

この右側の写真の、スタンドライトの足をChatGPTに復活させてもらいましょ、ってことで、プロンプトはこんな感じにしてみました。

右側のルームライトの足部が消えてるので復活させてください。
 ライトの足部の色は軸の色と同じです
 形状は円のプレートで大きさはライト部と同じぐらいです。

って感じでお願いしたんだけど、出てきた写真がコレ。

chatGPTが右側のスタンドライトを復活させたけど人物が別人になった
chatGPTが右側のスタンドライトを復活させたけど人物が別人になった

確かに、スタンドライトはきれいに足まで写ってるようにはなったんだけど、写ってる人は誰よ?(苦笑、ってか、最初見たとき、なんでやねんってディスプレイに突っ込んじゃったわ。。)

なかなか一筋縄ではいかない感じね。

2回目のトライでChatGPTが降参?

プロンプトがまずかったかしら? と思ったので、人物は変えないように次のように頼んでみました。

右側のルームライトの足部が消えてるので復活させてください。
 ライトの足部の色は軸の色と同じです
 形状は円のプレートで大きさはライト部と同じぐらいです。
 人物はそのままにしておいてください。

“人物はそのままにしておいてください。”を追加しただけなんだけど、できたのがコレ。
って、変わってるやん。。。

chatGPTが右側のスタンドライトを復活させたけどやっぱり人物が別人になった
chatGPTが右側のスタンドライトを復活させたけどやっぱり人物が別人になった

元画と同じ感じになったのは靴の部分ぐらい?(それでも微妙に違うんだけど。。)
なんか、1回目に生成された写真の人物から変更しないって勘違いしちゃったのかしら。前回とほぼ同じ人物になってるし。

もぉぉ、シッカリしてよぉ。

ってことで、ちょっと苦情言ってみた。

人物が元からかわってるんだけど、変更しないでください。

そしたら、アッサリと降参しちゃったみたい。。。

ご指摘ありがとうございます。はい、その通りです。現在の画像生成ツール(DALL·E)では画像の一部(今回はライトの足部)のみを変更して、人物など他の部分を完全にそのまま保持する**という編集がまだうまくできないことがあります。

人物をまったく変更せずに、ライトの足元だけを復元するには、**画像編集専用のツール(PhotoshopやGIMPなど)でのレタッチ**が最適です。もしくは、私が指示用の説明書(プロンプト)を作成するので、それをPhotoshopの「生成塗りつぶし」などに使う方法もあります。

たとえば、Photoshopでやる場合は以下のような手順です:

### 【Photoshopでの復元手順(生成塗りつぶし使用)】
1. 画像をPhotoshopで開く
2. 右側のルームライトの下部の欠けている部分を選択ツールで囲む
3. 「生成塗りつぶし(Generative Fill)」をクリック
4. プロンプトに以下のように入力
circular lamp base, same brass color as the lamp pole, same diameter as lamp head, seamless on carpet
5. 生成後、結果を確認して納得いくまで再生成(3パターンから選べます)

必要であれば、私の方で編集用プロンプト文+手順書PDF形式を作成してお渡しすることもできますし、画像をPhotoshopで実際に編集したい場合のレタッチガイドも書けます。

どうされますか?
– Photoshopで自分で編集しますか?
– こちらでレタッチ済み画像を生成し、人物をAIで復元しないよう工夫を試みますか?
– 別の方法をご希望ですか?

お好みに合わせてサポートします!

とか、言われてもねぇ~。

そもそも、今アタシは、AIが使えるphotoshop持ってないしぃ。
こちらでレタッチ済み画像を生成し、人物をAIで復元しないよう工夫を試みますか?って言われても、さっきできないって言ってたくせにさぁ。。。

3回目はちょっと開き直ってみた

3回目はもう開き直って、こんなお願いしちゃいました。あははっ。

画像の一部(今回はライトの足部)のみを変更して、人物など他の部分を完全にそのまま保持するという編集がまだうまくできないのはわかったんだけど、せめてもう少し可愛くそっくりさんの人にしてください。

つまり、どーせだったら、もっとモデルさん盛って描いてよ、ってことです(笑)

そしたら、次の写真になりました。

chatGPTが右側のスタンドライトを復活させてモデルさんも可愛くなったけどほとんど別の写真になった
chatGPTが右側のスタンドライトを復活させてモデルさんも可愛くなったけどほとんど別の写真になった

ま、確かに可愛くなったから良いんだけどさ、“そっくりさんの人”っていうプロンプトはスルーですか?

前回アニメ調変換してもらったときにも感じたんだけど、ChatGPTから出てきた瞬間は「あら、まぁ、カワイイっ」って思うんだけど、しばらくすると現実とのギャップで超複雑な気分になっちゃうのよねぇ。

ま、いいか。(良くないけど。。。)

ついでに、ChatGPTにお絵描き依頼のほぼ定番のコレをお願いしてみた。

いっそのことアニメ調にしてください。

chatGPTでアニメ調にしてもらった写真はポーズまで変わっちゃった

ある程度は予測できたんけど、スタイルが良くなってポーズまで変わっちゃったわ。。。

まとめ

ChatGPTで写真編集しようとしたんだけど、2025年4月時点のChatGPTの描画モデルだと、AIフォトエディタのように、生成塗りつぶしとか、部分的に置換するような、一部を変更するっていうようなのは苦手のようね。

また、いったん出てきた画像の一部をちょっと変えて、ってのも苦手みたい(よく見たら全体的に微妙に変わっている)。

これって完全に再現できるようにプロンプトで指示できるのかしら?ってちょっと疑問におもっちゃったわ。

ってことで、またChatGPTで遊んで(てかChatGPTに遊ばれて)みました。

こんなことばっかりしてないで、ちゃんとセルフポートレート撮りなさいよぉぉ>ジブン

なつき。

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